2007年05月01日

これが本当の健康住宅

 ネオマフォームを使用することは先日お話しましたが、なんと二重張り
するんです。尚且つ、その間に耐震防火パネルをサンドイッチするんですが、これがまた大変で、何で二重張りにするのってexclamation&question日本最高水準高気密高断熱にするのに大きく関係するんです。詳しくはイッシンハウスのモデルハウスにて。(住宅展示場にある、他のハウスメーカーや、工務店のモデルハウスなどで確認してみてください。)普通、住宅を新築するのにここまでしないのですが、これが注文住宅、健康住宅の大前提と考えております。建売住宅との大きな違いは、快適さと使い勝手だと思います。よく言われるのが、家は3回建設しないと、住みよい住宅にならないと。それは一般的に考えて、無理ですよね。もうやだ〜(悲しい顔)ユニットバスやシステムキッチンなどは、後で入替え出来ますので、後から直すのに直せない構造などを新築するときに最優先するべきなのではexclamation&question実際難しいんですよね。やっぱり見た目を優先的に考えたくなるのが人間ですから。もうやだ〜(悲しい顔)でもやっぱり暖かい家が一番大切わーい(嬉しい顔)って必ず後悔するんですよ。なぜ暖かい家がそんなに大切なのか?それが本当の健康住宅の始まりだからです。外と家の中の温度差が大きければ大きいほど結露するんです。例えば冬、8畳の部屋を暖房して22℃の温度になったとします。空気中に約500cc分の水蒸気があります。寝る時に暖房を切って、明け方10℃下がり、部屋の気温が12℃に下がったとすれば、500ccのうち、約350ccが液体の水に変わるんです。これが、結露なんです。当然、温度差の激しい窓に一番、水滴として付きますが、その部分だけでは当然、350cc分を飲み込めませんので、目に見えない部分でも結露をおこしているんです。それが壁内結露というわけです。窓からの結露と壁内結露からの湿気から、カビが生え、カビを食べる植物性のダニが発生し、またそれを食べる動物性のダニが発生し、それらの死骸や糞などがアレルゲンexclamationシックハウス症候群exclamation×2の原因になっていくのです。ですから、本来の健康住宅というのは、床板に無垢のフローリングを張って、壁に珪藻土を塗れば健康住宅になるというのは、その先のことで、目に見える部分よりいかに、結露のしない住宅を建設するのかっていう問題だと思います。せっかく住みやすい家を注文住宅で建設するのであれば、是非このポイントだけは、しっかり考えて健康住宅を造ってください。今回は分かりやすく話すために、10℃しか温度差を出しませんでしたが、在来建築では、暖房を切って寝れば、もっと温度も朝になれば下がりますし、暖房している時でさえ、暖房していない隣の部屋、廊下、トイレ、洗面室は10℃以上の温度差があるので、一日をとおして、冬は半日以上、壁内結露していると言っても過言ではありません。            明日につづく
posted by isshin-house at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり日記
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