
私も決して偉そうなことを言える立場ではございませんが、2014年に長野新幹線が金沢までつながり、名称も北陸新幹線となります

最終的には北陸新幹線は東京〜新大阪までつながり、非常に便利になります

と、実は喜んでばかりはいられないのです

なぜなら、今までは長野駅が終着駅だったのが、通過駅になってしまう可能性が非常に高くなってしまうからです

すなわち、長野へは立ち寄らず、或いは寄ったとしても北陸の方に観光客が流れ出てしまうという、ストロー現象になってしまう可能性があるのです

ストロー現象とは

ストローのように途中の出口が無く、最後まで通過してしまうということです。
今回の新幹線の例で言いますと、東京→北陸(金沢)まで素通りしてしまうということです

そのようになった場合、観光客は減る一方で長野市の財源は厳しくなるばかりです

そのようにならないようにする為にはどのようにしなければならないのか

この部分を本気で考えなければなりません

今までのように、観光名所は「善光寺」だけで良いのでしょうか。
また、「そば」、「おやき」、「りんご」などの食べ物だけで、観光客は増えるのでしょうか。
キツイ言い方かもしれませんが、私は敢えてNO

と断言します

「長野灯明まつり」や「長野びんずる祭」のボランティアをしていてつくづく思いますが、中央通り商店街や仲見世商店街の人たちは、善光寺の御膝元ということにあぐらをかいていないでしょうか。
それ以外の長野市の商店街の皆様も、大手スーパーの参入を拒んでいるだけで、自分たちで何か努力しているのでしょうか。
商業だけでなく、産業、建設業、農業、いろんな業界が売り上げを上げていかなければ、納税される金額も上がらず財源が無くなり、すべて下降の一途を辿っていく傾向となってしまうのです

そこで、私たちの周りで最近動き出している企画が、「ご当地B級グルメ」の開発です

まず、そのB級グルメを食べに「長野への観光客を増やす」という試みです

その為に先日「街おこしセミナー」へ行ってまいりました


現在B級グルメで日本中から注目されている「富士宮やきそば」
学会の会長の「渡辺英彦さん」の講演を聞きにいってまいりました

非常にユーモアある内容の講演で、本当に聞き入ってしまいました

実際には「第40回 長野びんずる祭」で、B級グルメを何にするのか投票があると思われますが、是非、「わがまち故郷(ふるさと)長野」の為に、みんなでたとえ少しでも何か出来るといいですね

最後になりましたが、文中で不適切で厳しい発言もあったと思いますが、17年前に山梨から長野市に移り住み、長野が本当に大好き

だからこそ、の発言と汲み取っていただけたら幸いです
