。いろいろな工事をさせていただいておりますが、その中で「皆様も覚えておいて損は無い
」という仕事を１つ紹介致します。蛇口の交換工事です。
必要になります工具です。左からシールテープ、モンキー（スパナ）、カッター。
元栓で水と、お湯を止め、モンキーでこの部分を緩め、古い蛇口を取り外します。
このような部品（今後は腕部分と呼ばせていただきます）を取り出し、右側のように、皿を２本とも取り付けます。
カッターでこの方向に５mm感覚ぐらいで傷をつけます。
これは裏技
。するとシールテープを巻くときに滑って緩む心配がなくなるのです
。シールテープを巻く方向は間違わないで下さい
。（時計回りです）
腕の部分を取り付けるときには時計回りに回して取り付けます。
水漏れの恐れがありますので、反時計回りの方向には戻してはいけません
。写真のように時計回りの方向へ回せる位置ぐらいで仮に取り付けます。パッキンを落とさないように気をつけながら、手で回せる程度まで締めます。（パッキンがありますので、この部分にはシールテープは巻かないで下さい。）
時計回りに回して本体が真直ぐになりましたら、パッキンが入っている部分をモンキーで締め、完成です
。
カッターで傷つけるのは本当に裏技で、設備屋さんも知らないので、公開したくはなかったのですが、せっかくですのでご家庭で試してみてください。
尚、プロの場合はシールテープを５〜６周巻いた後、ヘルメシールという液体のボンドを使う方が多いのです。
実際にはシールテープを１０周前後巻いてくだされば、全く同じように水漏れの心配が無く、仕上げることが出来ますので安心して下さい
。