2008年02月26日

家造りの工法について  住宅リフォームからの新築住宅へのヒント その1

 凍結深度という言葉をご存知でしょうかexclamation&question
なかなか聞きなれない言葉とは思います。
でも極寒の長野県では非常に大切なのですexclamation×2
家が傾く恐れがあるほどです。
地面が凍り、霜柱で家が浮き沈みたらーっ(汗)
まさかどんっ(衝撃)あんなに重量のある建物がexclamation&question
実際に、玄関ポーチや犬走り(土間)がひび割れて建物から離れている所を見たことはございませんかexclamation&question
確かに建物より軽いかもしれませんが、
実際に数百kgありますパンチ。氷(自然)の力はすごいですね。
 凍結深度と言えば、一番気になりますのは給排水ですexclamation×2
給水配管で、メーターから宅内に配管されるまでは、埋設される部分ですから当然大切です。
でもその部分は各市町村の検査(もしくは写真を添付)がありますので、設備屋さんに任せても安心ですわーい(嬉しい顔)
一番は、立ち上がり部分が凍りやすいのです。
弊社ではすべて建物内の配管なので安心ですわーい(嬉しい顔)
一番キツイのは排水ですexclamation×2
昔の家は基礎に地窓(通気口)がありますので、床下が非常に寒いのですあせあせ(飛び散る汗)
bC.jpg
だから足元が特に寒いのですがく〜(落胆した顔)
そんな寒いところにもかかわらず、排水管が露出しており、
その上、エルボ(90°または45°に曲げる部品)で曲げて配管していることがあるのです。
曲がっている部分は水が溜まりやすく、凍る可能性が非常に高いのですパンチ
当然、給水管とは違い、排水管にはヒーター線は巻きません。
 例えばキッチンや洗面台の排水が凍ったとすれば、給水のように水が出ないのと違い、目で見て分かりませんので、水を流してしまいます。
当然、排水管は凍っており流れませんので、排水管と蛇腹のつなぎ目から水漏れします。
仮にキッチンの下から水が出てきて気付いたとしても、水漏れとは思わず、洗い物をして水をこぼした程度にしか思わないはずです。
それを何回も繰返し、気付いたときには床下が水浸し、挙句の果てにはexclamation&question
 明日に続く
posted by isshin-house at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 家造りの工法について
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